LET’S GROOVE|新清洲駅の歯科・歯医者なら、岡崎歯科

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LET’S GROOVE

多大な影響を受けた大学時代の部の一学年先輩がいる。滋賀県出身・インターハイ選手・大学では主将、喜怒哀楽は激しく、言葉で、声で、身振りで、少し不器用ながら表現の限りを尽くし、空回りしようと前へ進むとにかく熱い人間、それがつり目でちょっと強面イマイさん。工学部生で大学寮に住み、寮の行事を愛し、専攻する材料工学を愛し、400ccのバイクに乗り、日々の練習後はラーメン屋さんでバイトをしていた。主要大会敗戦後は丸坊主にして禊、誠を尽くして熱く生きる、どこを切り取っても惚れ惚れするようなアニキだった。幸せなことに私はイマイさんとペアを組みリーグ戦のレギュラーに選ばれた。が、どちらも動きが硬く2連敗、イマイさん自ら二人をメンバーから外した。唇を噛むイマイさん。悔しくて、ただ申し訳なく思った。バイタリティ溢れるイマイさんは部内である企画を提案した。その名も「男の中の男決定戦」。それは①10キロ走②大食い選手権③ディスコでダンス(独自のダンスへの拍手の大きさで順位を決する)の3つの要素を半日でする、という謎の大会だった。参加者は結局イマイさんと私の二人だけ。どいつもこいつも男じゃないんか!とおかんむりのイマイさん。それでも決定戦は敢行、なんと私が③を待たずに勝ってしまった。イマイさんはくそっ!と地団駄を踏んだが「認める!お前は男の中の男だ。こうなったら俺のとっておきの店に連れて行く」と。何がとっておき?ながら「とっておきの店」に。それはLENNONという名のバーでした。「いいか、ここはかなりクオリティ高いからな。この中に入ったら普段は捨てろ。ただ音楽に身を任せろ。あれこれ考えるな!感じろ!」どうしたのですか?イマイさん?店内に入るとそこにはかっこいい音楽が流れていました。店に入るやいなやイマイさんはゆらゆらしだしました。音楽に身を任せて揺れていました。私は戸惑いました。こんなのはいつも硬派なイマイさんじゃない。なんだ?ここは?いけない薬物とかおかしな店じゃないのか?そんな戸惑いなどお構いなしにイマイさんは目を閉じてオーイェオーイェなどと身体をフリフリしていたのです。私も突っ立っていられません。とにかくフリフリしました。ふとフリフリが音に引っ掛かりました。そして徐々にリズムをとらえました。イマイさんは叫びました「お前に必要なのはこれだ、わかるか!これは世間で言うノリだ!英語だとGROOVEだ!」「グルーブ!これがGROOVE!」さらにのるイマイさん!私ものる!イコールGROOVE!かっけ〜!バリかっけ〜!やがて、私たちは店内に流れる「LET”S GROOVE」にバターのように溶けていきました。結局③をした、のでした。感じる力は尊い、そう実感した謎の大会は、その後の人生のスパイスとなる力を養った忘れられない大会となったのでした。  院長 岡崎伸一