帰ってきた名曲アルバム④ 「Happy」Pharrell Williams|新清洲駅の歯科・歯医者なら、岡崎歯科

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帰ってきた名曲アルバム④ 「Happy」Pharrell Williams

彼女は18歳、私は23歳だった。ちょうど30年前に出会い、少しずつ距離が縮まり、人はこんなにもありのままの気持ちを伝えたり、ただただ無邪気にじゃれあったりしてもいいんだ、と感激しながら、心躍らせながら、でも、いつか壊れてしまうのではと少し恐れながら、夢のように日々を過ごした。紆余曲折はあったが出会って7年後に結婚、夢のような日々は続いていたが、家庭という未知の課題を手探りで進むようになり、意見の衝突や期待通りにいかない相手への苛立ちが湧き立つようになった。よくある話だと思うが、彼女にはそうした袋小路を全く別の角度から突破する力があることを後から知った。
娘3人が小中学生で川遊びに行った時、彼女は岩場と十分な水深に興奮していた。
「昔から川に飛び込むこと好きって言ってなかったっけ?バ〜イ。」というと
水面から高さ3メートルほどある岩に登り、嬉々としながら一気に頭から飛び込んだ。それを見ていた多くの若者たちから歓声が上がった。娘たちは大興奮。「お母さん、すごーい!」
私は驚きで言葉も出なかった。出会ってこんなに経っているのに彼女のこんな隠れた一面を知らないとは。
その後も「今日は浴びるほど酒飲むか!」「サーフィン面白そうだしやるか!」「オーガニック食品がどうのこうのとか言われて疲れた〜どん兵衛でも食うか!」など男前すぎる一面を惜しみなく出すようになった。あるとき彼女に聞いた。
「お、俺、そんなにアクティブじゃないけど物足りなくない?」
「確かに・・・そういうカッコ良さないよね・・・。」
「・・・。」
「うっそー、いいよそのままで。」

心の中で「Happy」のリズムがON.

い・い・よ・そ・の・ま・ま・で・・・ってか! う、うれしい〜。

人生はちょっとアホで、まあまあジャイアントスリング。それでいいのだ。

院長 岡崎伸一