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帰ってきた名曲アルバム② 喝采 ちあきなおみ
岡崎歯科院内に流れるBGMはUSENの様々なチャンネルから選んでいます。時間帯によって設定できるので午前は「モーニング・カフェ」だとかそんな良い感じね、というものを選んでいるだけなのですよ。するとかなりの高頻度でDEPAPEPEの「Color」やゴンチチの「放課後の教室」が流れてきます。「Color」はなんというか、1日が動き出すような、光が次々差し込むような、小躍りするようなリズムがいい気分にさせてくれます。そんなステキな音楽が流れている場所でクールに街の歯医者さんをしていると私たちメンバーも患者さんもみんながグッドフィーリングのオシャレさんに思えてきたりしちゃいます、アハ。夕方はJAZZにしてすこーし深みのある時間帯にしてみたり、なのです。クラシックも良いですし、とにかく音楽はいいですね。NO MUSIC NO LIFEです。
数ヶ月前そんなBGMチャンネルが何かの間違いで昭和歌謡になり、ちあきなおみ「喝采」が流れました。「いつものように幕が開き〜」同時に治療中で不織布でお顔が覆われている患者さんの左手がゆっくりと上がり、上げた左手は「恋の歌うたう私に〜」で掌を切り返し再び下がっていきました。ちあきなおみの歌唱風景の再現がここ清須の歯医者さんでなされた瞬間でした。私は同世代のこの患者さんの骨の髄まで染み込んだ昭和歌謡の底知れぬパワーに感服し、チャンネル間違いが呼んだ幸運に感謝しました。それにしてもこの患者さんが「きっとわかってくれる」と思ってしてくれた心意気が嬉しく、いつまでも皆さんが気軽に安心して話せる歯医者さんでいたいなぁ、と思う今日この頃なのであります。
院長 岡崎伸一